上坂すみれの新シングル『閻魔大王に訊いてごらん』、人間椅子・和嶋の提供曲も収録

12月10日にリリースされる上坂すみれのニューシングル『閻魔大王に訊いてごらん』の詳細が発表された。

声優として活動するほか、写真やロシア、共産主義、ミリタリーへの愛情やロリータファッションなど、自らの多彩な嗜好を反映した活動を展開する上坂すみれ。「生産・団結・反抑圧」をスローガンに掲げ、最終的には国家の樹立を目指すという「革命的ブロードウェイ主義者同盟」も設立している。

上坂にとって5枚目のシングルとなる同作は、岩橋星実（Elements Garden）が作詞作曲と編曲を手掛けたタイトル曲に加えて、カップリングとして和嶋慎治（人間椅子）が作詞作曲および編曲を手掛けた“冥界通信～慕情編～”が収められる。なお、タイトル曲は江口夏実『鬼灯の冷徹』の限定版コミックス付属のDVDに収録されるアニメのエンディングテーマとなる。

さらに、シングルと同日にはコンピレーションアルバム『上坂すみれ presents 80年代アイドル歌謡決定盤』もリリース。上坂が選んだ1980年代の歌謡曲19曲と、上坂による工藤静香のカバー“MUGO・ん”が収録される。

和嶋慎治（人間椅子）のコメント

今までも何曲か他のアーティストの方に曲を作ってきたことはあったのですが、詞曲合わせての楽曲提供は今回が初めてになるかと思います。上坂すみれさんとは一度ラジオ番組でお会いしたことがあり、その透き通るような美声にうっとりとしたものです。
『冥界通信～慕情編～』は、和要素満載のヘヴィーなハードロックにポップさを加味したもの、を目指しました。歌詞は、「“あなた”は既に亡くなっており、私は今も慕っています。どうしてかあなたは地獄にいるわけですが、この世が縁起の法に支配された幻であるように（自身が選んだ通りに成り立っている）、あの世もそのようなものかもしれません。地獄とは留め置かれた一つの状態に過ぎないとあなたが気が付くまで、私はずっと待ちます。死してからでも」がコンセプトで、それをあの世への手紙にしたためたという体です。（難しいかな）
メロディーは、上坂すみれさんの声をずっと頭で鳴らしながら作りました。上坂さんには見事に可憐な乙女の声で歌い上げていただき、本当に素晴らしい仕上がりになったと思います！ギターソロも、正直いつも以上に力が入りました。 他の方へ曲を書くことの難しさ、喜び、僕自身大変勉強になりました。上坂すみれさんのますますのご活躍を祈っております。

関連リンク

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