映画『ビリギャル』が、2015年に全国で公開される。
同作は、塾講師の坪田信貴が実体験を書籍化した『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』をもとにした作品。名古屋の女子高に通う、偏差値30の金髪ギャル・さやかが母親に促されて訪れた塾で講師・坪田と出会い、ユニークな指導法と周囲の励ましを受けながら偏差値70の慶應義塾大学に現役合格するまでを描く。
成績が学年最下位の落ちこぼれで、金髪ミニスカートのギャル・さやかを演じるのは有村架純。監督は映画『いま、会いにゆきます』『涙そうそう』『ハナミズキ』などの土井裕泰、脚本は『テルマエ・ロマエII』などの橋本裕志が手掛ける。
有村架純のコメント
「ギャル」という役柄が果たして自分にできるのか、とお話をいただいたときは驚いたのですが、実際に原作や台本を読ませていただくと「ギャル」という言葉のイメージとは異なってとても素直で一途な女の子だったので、やらせていただくのが楽しみになりました。お話も単に慶應を目指して受験に奮闘する女の子の話というよりは、さやかさんが一生懸命頑張って、一途に「思う」気持ちが先生、家族、友達の心を動かしていくというお話なので、その中で人との関係性、さやかさん自身の成長などを私なりにまっすぐに一途に演じられればと思います。ドキドキしていますが、撮影を楽しみにしています。
土井裕泰監督のコメント
さやかちゃんと坪田先生、家族の起こした小さな奇跡の物語は、私たちに明日から「頑張る」勇気とヒントを与えてくれます。汗と涙と笑いのいっぱいつまった、とびきりの青春映画にしたいと思います。
坪田信貴のコメント
この度、拙著「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」が、映画化されることを光栄に思っています。さやかちゃんとは、当時、「君が慶応に受かったら本になるよ、映画になるよ!」という話をしていました。今をときめく有村架純さんが主演、名監督の土井さん、素晴らしい脚本家の橋本さんと名プロデューサーの那須田さんという最高のチームが映画ビリギャルを制作してくださる。これ以上にワクワクする事はございません。ビリギャルは「受験の話」でもありますが、それ以上に「ある家族の愛と成長の話」です。多くの人にとって、家族のありがたさを再確認する機会になると幸いです。ぜひ映画ビリギャルを応援してくださると嬉しいです。
作品情報
『ビリギャル』
2015年に全国ロードショー
監督:土井裕泰
脚本:橋本裕志
原作:坪田信貴『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(KADOKAWA アスキー・メディアワークス)
出演:有村架純