『リマッピング日比谷プロジェクト「都市と森の境界に現れるアート」展』が、11月21日から東京・日比谷公会堂アーカイブカフェ、日比谷図書文化館ほかで開催される。
現在再開発が行われている日比谷地域を舞台に、鴻池朋子が中心となって行われる同イベント。インスタレーション、絵本原画の展示やフィールドワークなどを通して、日比谷の街を「リマッピング」するアートプロジェクトと、おとぎ話、人類学、神話学といった視点から「ホモサピエンスの芸術」について語り合うシンポジウムで構成される。
日比谷公会堂アーカイブカフェでは、山下耕平と高嶋英男が「アーカイブ」をテーマにしたインスタレーションを展示。また、三井不動産株式会社による「(仮称)新日比谷プロジェクト」の工事現場外壁に、鴻池が手掛けた巨大壁画が登場する。シンポジウムは、11月25日に鴻池、教育人間学者の矢野智司、人類学者・神話学者の石倉敏明が登壇する『人間と野生の境界に出現するアート』、11月28日に鴻池、仏文学者・美術評論家の巖谷國士、おとぎ話・比較文学研究者の村井まや子が登壇する『おとぎ話とアート~森をあとにして』がそれぞれ開催される。各プログラムの詳細については、オフィシャルFacebookページをチェックしよう。
イベント情報
『リマッピング日比谷プロジェクト「都市と森の境界に現れるアート」展』
2014年11月21日(金)~12月7日(日)
※日比谷公会堂1階アーカイブカフェ会場は11月23日から
会場:東京都 日比谷公会堂 アーカイブカフェ、日比谷図書文化館、ほか
料金:無料(シンポジウムは有料)
シンポジウム
『人間と野生の境界に出現するアート』
2014年11月25日(火)18:30~20:30
会場:東京都 日比谷図書文化館 地下1階コンベンションホール
登壇者:
矢野智司(京都大学教授)
石倉敏明(秋田公立美術大学講師、明治大学野生の科学研究所研究員)
鴻池朋子
ナビゲーター:坂本里英子(セゾン現代美術館学芸員、VOLCANOISE代表)
料金:500円(要事前申込、当日受付有)
※学生は無料
『おとぎ話とアート~森をあとにして』
2014年11月28日(金)18:30~20:30
会場:東京都 日比谷図書文化館 地下1階コンベンションホール
登壇者:
巖谷國士(明治学院大学名誉教授)
村井まや子(神奈川大学教授)
鴻池朋子
料金:500円(要事前申込、当日受付有)