ポスターからミュージカル映画の系譜を辿る展覧会、和田誠のコレクションを初公開

『ポスターでみる映画史 Part2 ミュージカル映画の世界』展が、1月6日から東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターで開催される。

同展は、西部劇に焦点を絞って2013年に開催された『ポスターでみる映画史』シリーズの第2回。今回はトーキー映画の誕生によってハリウッドで発展したミュージカル映画にフォーカスし、RKOが手掛けた戦前の作品や、MGMによる1950年代の作品、1960年代以降の大作などのポスターを展示し、その系譜を辿る。

会場では、『雨に唄えば』『ウエスト・サイド物語』『マイ・フェア・レディ』『サウンド・オブ・ミュージック』をはじめとする数々の映画ポスターを一堂に紹介。今回初公開されるイラストレーターの和田誠が所蔵するオリジナル版のポスター32点を中心に、ミュージカル映画ポスター収集家として知られる大山恭彦のコレクションなど全54点が展示される。

なお、2月14日には映画評論家・小藤田千栄子、3月14日には和田誠のトークイベントが行われる。また同展は、6月6日から京都国立近代美術館でも開催される。

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• 京都国立近代美術館 | The National Museum of Modern Art, Kyoto