前田司郎脚本による連続ドラマ『徒歩7分』、田中麗奈が友人・恋人・職無しの32歳役

2014.12.07 Sun

前田司郎脚本による連続ドラマ『徒歩7分』が、1月6日からNHK BSプレミアムで放送される。

全8回にわたって放送される同作は、恋人や友人もおらず、仕事もないという32歳女性・黒崎依子の日常を描いた作品。依子が一人暮らしをはじめた徒歩7分圏内で起こる小さな出来事の中にあるかけがえのない瞬間を、隣人や以前の恋人、妹、弁当屋やストーカー疑惑の人物といった人々たちと交わす何気ない会話やしぐさを通して描く。

依子役を田中麗奈が演じるほか、田中圭、福士誠治、菜葉菜、石野真子がキャストに名を連ねている。

脚本を手掛ける前田司郎は、劇団「五反田団」主宰し、のちに石井岳龍監督が映画化したことでも知られている『生きてるものはいないのか』で『第52回岸田國士戯曲賞』を受賞。2009年には小説『夏の水の半魚人』で『第22回三島由紀夫賞』を受賞している。前田がNHKで連続ドラマの脚本を手掛けるのは今回が初となる。