長塚圭史×松たか子の舞台『音のいない世界で』が同じキャストでラジオドラマに

ラジオドラマ『三菱UFJモルガン・スタンレー証券presents 音のいない世界で』が、12月28日19:00からTOKYO FMほかJFN系列で放送される。

同作は、長塚圭史が作・演出を手掛け、2012年12月から東京・初台の国立新劇場で上演された舞台『音のいない世界で』を、同じキャストでラジオドラマ化した作品。長塚は今回のラジオドラマ版のために脚本を新たに書き直したという。

物語の主人公は、大切にしている鞄を2人組の泥棒に盗まれたことをきっかけに、「音」を失った女性・セイ。鞄を取り戻すために1人で旅に出たセイと、同じく「音」を失ったが、セイを追って旅に出る夫の一夜の出来事を描く。

主人公のセイを演じるのは松たか子。セイと仲睦まじく暮らす夫を首藤康之、鞄を盗む泥棒を長塚、近藤良平(コンドルズ)がそれぞれ演じる。また、セイと夫が旅の途中で出会う人々も、4人のキャストが交互に演じるという。さらに、松の夫・佐橋佳幸が編曲、長塚が詞を手掛け、キャスト4人が歌うオリジナル主題歌“記憶(とき)のうた”も番組内で披露される。

今回初めてラジオドラマの脚本を手掛けた長塚は、「舞台とラジオは全く違う。イメージが広がる言葉を選んだり、あえてカタい言葉を入れたり..新しい“音の世界”を立ち上げていくつもりで書いた」「音の世界であるラジオで、音のいない世界へ堕ちて行く夫婦を描く。ラジオ的にはなかなか珍しい世界観が、聴く人にどう届くか楽しみ」と語っている。

なお2015年7月には、国立新劇場で長塚が作・演出を手掛け、同作と同じキャストが出演する新作舞台が上演。年齢を問わずに楽しめる「鏡」をテーマにした作品になるという。

番組情報

『三菱UFJモルガン・スタンレー証券 presents 音のいない世界で』

2014年12月28日(日)19:00~19:55にTOKYO FMで放送、以降JFN系列で順次放送
脚本:長塚圭史
ナレーション:ロバート・キャンベル
声の出演:
近藤良平
首藤康之
長塚圭史
松たか子

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