新進作家3人の個展を連続開催、公募プログラム『第9回 shiseido art egg』

2014.12.12 Fri

新進アーティストの活動を支援する公募プログラム『shiseido art egg』の入選者による個展『第9回 shiseido art egg』が、1月から3月にかけて東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催される。

資生堂ギャラリーの理念である「新しい美の発見と創造」という考えに基づいた活動の一環で行われている『shiseido art egg』。美術評論家で資生堂ギャラリーアドバイザーの岡部あおみ、神奈川県立近代美術館館長で資生堂ギャラリーアドバイザーの水沢勉、資生堂企業文化部のスタッフが審査員を務めている。

昨年を上回る340件の応募から選ばれた入選作家は、「食」をテーマにした絵画を制作している川内理香子、「家族の記憶」をテーマにした彫刻の制作を続ける飯嶋桃代、人工物と自然物を本来の機能や文脈から切り離して作品化したインスタレーションを発表している狩野哲郎の3人。それぞれ21日間の会期で個展を行う。

なお、展覧会終了後には3つの個展から『shiseido art egg 賞』を選出。同賞の審査員は、写真家の映里、コラムニストの辛酸なめ子、アーティストの祐成政徳の3人となる。受賞者は、4月下旬に資生堂ギャラリーのウェブサイトで発表される。