松尾スズキのエッセイ集『現代、野蛮人入門』が12月5日に刊行された。
松尾にとって初の新書となる同書は、KADOKAWAの電子書籍レーベル「カドカワ・ミニッツブック」の連載をまとめたもの。幼少の頃から様々な生きづらさやストレスを感じてきた松尾が、思考の根底にある「野蛮であれ」という心の解放について綴っており、目次には「あなたの心の中にも野蛮人はいる」「偽善だっていいじゃないか」「友達なんていらない」「仕事は死ぬまでの暇つぶし」「宇宙は見えるところまでしかない」といったタイトルが並んでいる。
なお、同日には松尾にとって約10年ぶりの長編小説『私はテレビに出たかった』も刊行された。