映像芸術の祭典『第7回恵比寿映像祭 惑星で会いましょう』が、2月27日から東京・恵比寿のザ・ガーデンホール、ザ・ガーデンルーム、日仏会館ホール、日仏会館ギャラリー、恵比寿ガーデンプレイス センター広場ほかで開催される。
2009年から行われている同イベントは、展示や上映をはじめ、ライブ、シンポジウム、トークセッションなどを複合的に展開。これまで主催でありメイン会場だった東京都写真美術館の大規模改修工事による休館を機に、今年は恵比寿ガーデンプレイスを中心とする様々な会場で開催される。
「惑星で会いましょう」をテーマに掲げる今回は、複層化する世界を新たな視点から捉え直す映像表現を紹介。出展アーティストによるライブやプレゼンテーション、岡本太郎が色彩指導を務めた『宇宙人東京に現わる』や大友克洋『AKIRA』といったSF映画作品の「爆音上映」イベント、雑誌『ホール・アース・カタログ』に焦点をあてるコーナー、初の試みとなるガイドツアーなどが行われる。また、ホンマタカシによる新作映像インスタレーションや映画監督・諏訪敦彦とのトーク、ホンマとcontactGonzoのコラボパフォーマンスなども実施。さらに瀬田なつき監督の新作を含む7つの短編映画を点在する場所で上映し、場所を巡りながら体験する『5windows』恵比寿特別編が上映されるなど、多彩なプログラムが展開される。
出展作家には2014年度の『ターナー賞』を受賞したダンカン・キャンベルをはじめ、ケン・ジェイコブス、パヴェウ・アルトハメル、エリオ・オイチシーカなど、世代を越えたアーティストたちがラインナップ。ライブやトークのゲストとしてKEN ISHII、真鍋大度、吉見俊哉らも名を連ねている。
イベント情報
『第7回恵比寿映像祭 惑星で会いましょう』
2015年2月27日(金)~3月8日(日)
会場:東京都 恵比寿 ザ・ガーデンホール、ザ・ガーデンルーム、日仏会館ホール・ギャラリー、恵比寿ガーデンプレイス センター広場ほか
出展作家:
アデル・アビディン
アレックス・ハバード
セザール・オイチシーカ・フィーリョ
クララ・イアンニ
contact Gonzo
デイヴ・フライシャー
ダンカン・キャンベル
エドウィン
ジョルジュ・メリエス
久野ギル
ヘンナ=リッカ・ハロネン
ホンマタカシ
堀尾寛太
ヤニ・ルスキカ
ジョン・カーペンター
ジョナサン・ミナード&ジェームズ・ジョージ
加藤直輝
かわなかのぶひろ
ケン・ジェイコブス
近藤亜樹
栗原みえ
リノ・グレンロン
マリオ・ペイショット
マリヤ・ヴィータフッタ
三宅唱
中谷芙二子
ニコラ・プロヴォスト
大友克洋
パヴェウ・アルトハメル
ピルヴィ・タカラ
ピンク・ツインズ
ライアン・トラカートゥン
榊原澄人
サラ・ティッカ
佐々木友輔
瀬田なつき
島耕二
シニギワ
鈴木光
スズキユウリ
谷口暁彦
和田守弘
山口典子
山本良浩
ゲスト:
赤田祐一
福原志保
樋口泰人
池村俊郎
石橋素
石山友美
岩佐陽一
岩田真治
KEN ISHII
粉川哲夫
ルイ・ヴォードビル
真鍋大度
室謙二
太田佳代子
篠崎誠
諏訪敦彦
田中重幸
徳井直生
ヴェサ・ヴェッフィライネン
吉見俊哉
プログラマー:
メイスク・タウリシア
ミッコ・マリネン