映画美術にフォーカスした書籍『映画美術から学ぶ「世界」のつくり方』が、1月26日に刊行された。
同書では、21人の美術監督の仕事を紹介。それぞれの個性や特徴だけでなく、発想法やアイデアの源、映画製作の裏側なども垣間見ることができる内容となっているほか、スチール写真や絵コンテ、コンセプトアートなどのカラー図板が多数掲載されている。
紹介されている美術監督は、『博士の異常な愛情』のケン・アダム、『E.T.』のジム・ビゼル、『グーニーズ』のリック・カーター、『恋する惑星』のウィリアム・チャン、『エレファント・マン』のスチュアート・クレイグ、『ダークナイト』のネイサン・クロウリー、『イレイザーヘッド』のジャック・フィスク、『ハンナ』のサラ・グリーンウッド、『ロード・オブ・ザ・リング』のグラント・メイジャー、『チャーリーとチョコレート工場』のアレックス・マクダウェル、『ラストエンペラー』のフェルディナンド・スカルフィオッティ、『キル・ビル』の種田陽平、『ゴッドファーザー』のディーン・タヴラリスら。著者は『世界名作映画絵コンテ図鑑』のフィオヌラ・ハリガン。