イザベル・ユペールが日常に不満持つ牛飼いの妻に、主婦の一人旅描く『間奏曲はパリで』

パリを舞台にした恋愛映画『間奏曲はパリで』が、4月4日から東京・角川シネマ有楽町、恵比寿のYEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開される。

同作は、2001年に『カンヌ国際映画祭』女優賞を受賞したミヒャエル・ハネケ監督『ピアニスト』をはじめ、フランソワ・オゾン監督『8人の女たち』やジャン=リュック・ゴダール監督『勝手に逃げろ/人生』などの出演作品で知られるイザベル・ユペールが主演を務めた作品。

フランス北東部のノルマンディーで畜産業を営む夫との倦怠期や平凡な日常に不満を抱えるブリジットを主人公に、彼女がパリから来たハンサムな青年・スタンとの出会いをきっかけにしてパリへ一人旅に向かう様子や、夫、スタン、パリで知り合った紳士の3人の男性で揺れ動く様を描く。

主人公のブリジットを演じるユペールに加え、不器用ながら妻を想うブリジットの夫・グサヴィエ役で『ル・アーヴルの靴みがき』のジャン=ピエール・ダルッサンが出演。さらに、ブリジットがパリで出会う紳士・ジェスパー役のミカエル・ニクヴィスト、隣家のパーティーでブリジットと出会うブリジットを魅了するパリジャンの青年・スタン役のピオ・マルマイらもキャストに名を連ねている。また、監督と脚本は、ユペールとその娘のロリータ・シャマーが共演した2010年の『Copacabana』が『カンヌ国際映画祭』批評家週間に出品されたマルク・フィトゥシが務めた。

なお、同作は3月28日にオープンするYEBISU GARDEN CINEMAのオープニング作品の一つとなる。

作品情報

『間奏曲はパリで』

2015年4月4日(土)から角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開
監督・脚本:マルク・フィトゥシ
出演:
イザベル・ユペール
ジャン=ピエール・ダルッサン
ピオ・マルマイ
ミカエル・ニクヴィスト
配給:KADOKAWA

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