「野鳩 と しまおまほ」の舞台『はたらくおやつ』が、3月4日から東京・下北沢のOFF・OFFシアターで上演される。
野鳩は、2001年から水谷圭一、佐伯さち子を中心に活動している劇団。2007年より活動休止期間に入っていたが、2013年に上演された劇団「ナカゴー」との合同公演『ひとつになれた』で活動を再開。細やかな演技演出を特徴とし、毎回異なった作品スタイルで公演を行っている。
『はたらくおやつ』は、しまおまほが書き下ろした原作を舞台化したもの。脚本と演出を水谷が手掛け、本番翌月に出産を控えたしまおもキャストに名を連ねている。なお、しまおと水谷らが登場するアフタートークも行われる。詳細はオフィシャルサイトから確認して欲しい。チケットは2月7日から発売開始。
水谷圭一のコメント
野鳩の合同公演シリーズ、第2弾です。まさかシリーズ化するとは思いもよらず、さらにお相手はあの、しまおさんです。どうですか? 面白そうじゃないですか。しまおさんが今回のために原作を書き下ろし、それを舞台化します。当然、しまおさんも出演します(体調が悪くなければ)。グッズも作って販売しますし、もう春も目の前だし、おめでたい感じでなんだかメモリアルな公演になりそうです。普段演劇なんか観ない人も、どうぞお越し下さい。野鳩としまおまほ『はたらくおやつ』、楽しみにして待ってて下さい。僕も楽しみです。
しまおまほのコメント
稽古場に使う公民館は日によって違いますが、だいたい杉並区あたりで、周辺に縁がほとんどなかったわたしには、メジャーな駅であるはずの荻窪駅前でさえ物珍しく感じます。繁華街を少し離れるとすぐに住宅街となり、その中にもポツポツとお惣菜屋さんや珈琲屋さん、お饅頭屋さんが。遠くて面倒、とは言いましたが、稽古場までのそんな景色は毎回の楽しみです。これで寒ささえ和らいでくれたら、もう少し楽なのですが。劇団との付き合いはまだ浅いし、演劇の云々もよくわかっていないのですが、野鳩はわたしの好きな「寄り道感」のある劇団だと思っています。野鳩にとっても、わたしにとっても、今回のお芝居が楽しい寄り道になったらいいな、と考えているのです。
イベント情報
野鳩 と しまおまほ
『はたらくおやつ』
2015年3月4日(水)~3月8日(日)全7公演
会場:東京都 下北沢 OFF・OFFシアター
原作:しまおまほ
脚本・演出:水谷圭一
出演:
佐伯さち子
佐々木幸子
ワタナベミノリ
上原剛史
濱津隆之
雪港(少年王者舘)
加瀬澤拓未(ロリータ男爵)
しまおまほ
料金:
前売3,000円 当日3,300円
※3月4日、3月5日の公演は300円割引