雲田はるこ原作のアニメ『昭和元禄落語心中』の追加キャストと製作陣が判明。また、ビジュアルも公開された。
『第17回文化庁メディア芸術祭』マンガ部門で優秀賞を獲得した『昭和元禄落語心中』は、講談社『ITAN』で連載中の作品。刑務所に収監されていた主人公・与太郎が、落語慰問会で観た落語家・八雲による演目『死神』が忘れられず、出所後に八雲の住み込み弟子となるというあらすじで、これまでに与太郎役の声を関智一、八代目有楽亭八雲役の声を石田彰、八雲の養女・小夏役の声を小林ゆうが演じることが明かされていた。
今回発表されたキャストは、稀代の天才と称される落語家・助六役の山寺宏一、謎の元芸者・みよ吉役の林原めぐみ、七代目有楽亭八雲役の家中宏、落語評論家・アマケン役の山口勝平といった顔ぶれ。また、八代目有楽亭八雲の声を石田が、八雲の若かりし頃である菊比古役も演じる。さらに監督をアニメ『ローゼンメイデン』『さんかれあ』の畠山守、シリーズ構成に熊谷純、キャラクターデザインに細居美恵子、落語監修を落語家の林家しん平、アニメーション制作をスタジオディーンが担当することも明らかになった。
同作は、3月6日に刊行されるコミックス第7巻特装版と、8月7日に刊行される第8巻特装版付属のDVDに収録。その後はテレビアニメシリーズも放送される。放送開始時期や放送局は今後発表される予定だ。