Underworld、Heller & Farley、the Misteronsによるシングル『Junior Boys Own presents: Baby Wants to Ride』が発表された。
同作は、昨年3月に逝去したFrankie Knucklesの一周忌にあわせて制作されたもの。収録曲は、シカゴハウスのクラシックともされるFrankie Knucklesの“Baby Wants to Ride”のカバー曲となり、UnderworldとHeller & Farley、Underworldとthe Misteronsのコラボレーションによってカバーされた2バージョンが収められる。リリース元は、UnderworldとHeller & Farleyが1990年代初頭に契約したレーベルである「Junior Boys Own」。作品の収益はFrankie Knucklesを偲んでDef Mixとエルトン・ジョン・エイズ基金によって設立されたフランキー・ナックルズ基金に寄付される。
現在オフィシャルサイトおよびiTunes Storeでは、同作のデジタル音源が配信中。千枚限定の12インチアナログ盤も予約を受け付けており、Frankie Knucklesの命日である3月31日にリリースされる。なお、オフィシャルサイトではデジタル版を3ポンド以上、アナログ盤を12ポンド以上の希望の金額で購入することができ、同サイトから購入すると、販売店へのマージンが差し引かれることなく、売上の100パーセントが寄付される。
テリー・ファーリーのコメント
フランキーとの付き合いが始まったのはずっと昔のことだった。25年前、フランキーはビート・ヘラーと僕の初期の作品を、そして〈Junior Boys Own〉の初期のリリースの多くを支持してくれたんだ。ロンドン郊外に住む多くの音楽ファンが世界を股にかけるDJやプロデューサーへと変貌することを、彼は促進してくれた。ただ支持するというだけでね。
リック・スミス(Underworld)のコメント
ハウス・ミュージックのクリエイターとして、僕らはフランキーに大きな恩義を感じているよ。カールと僕はずっとフランキーを“源泉”と見てきた。アンダーワールドとして、僕らは常に彼の“川”を泳いできたんだ。
スティーヴン・ホール(Junior Boys Own)のコメント
レーベルとして難しい決断をする際、僕はしばしば自問したものだ『フランキーならどうするだろう』と。そこには、我々は、何よりも大切である音楽への愛と敬意を抱きながら問題に取り組まなければならないという答えがあった。
エルトン・ジョンのコメント
素晴らしいことだよ。僕は常にアンダーワールドを愛してきた。これは偉大な楽曲だし、フランキーへの最高のトリビュートだ。僕、そしてエルトン・ジョン・エイズ・ファンデーションの全員から、関わってくれたすべての人たちに感謝したい。
リリース情報
Underworld
『Junior Boys Own presents: Baby Wants to Ride』
オフィシャルサイトおよびiTunes Storeで配信中
1. Baby Wants to Ride (radio edit) / Underworld vs Heller & Farley
2. Baby Wants to Ride (radio edit) / Underworld vs the Misterons
3. Baby Wants to Ride / Underworld vs Heller & Farley
4. Baby Wants to Ride / Underworld vs the Misterons
リリース情報
Underworld
『Junior Boys Own presents: Baby Wants to Ride』(アナログ12inch)
2015年3月31日(火)オフィシャルサイト限定で発売
1. Baby Wants to Ride (radio edit) / Underworld vs Heller & Farley
2. Baby Wants to Ride (radio edit) / Underworld vs the Misterons
3. Baby Wants to Ride / Underworld vs Heller & Farley
4. Baby Wants to Ride / Underworld vs the Misterons