『マッサン』エリー役のシャーロットがブロードウェイデビュー、12月に来日公演

2015.02.20 Fri

シャーロット・ケイト・フォックスがブロードウェイミュージカル『シカゴ』の主演を務めることがわかった。

NHK連続テレビ小説『マッサン』のヒロイン・エリー役を演じているシャーロット・ケイト・フォックスは、アメリカの大学と大学院で演劇やダンスを専攻。主演を務める『シカゴ』では、アメリカ在住時代の夢だったというブロードウェイの舞台でミュージカル女優としての姿を披露するほか、自らの欲望のためには手段を選ばない小悪魔のような主人公・ロキシー・ハートを演じることで、『マッサン』とは異なる新たな一面を見せる。

『シカゴ』はこれまでに『トニー賞』や『オリヴィエ賞』『グラミー賞』など数多くの賞を受賞してきたミュージカル。2002年に公開された映画版は、『第75回アカデミー賞』作品賞など6部門に輝いた。禁酒法時代のアメリカ・イリノイ州シカゴを舞台に、スターを夢見るロキシーが不倫相手を殺害した罪で起訴されるが、弁護士やメディアを利用してスターの座を掴もうとするというあらすじだ。

なお、同作は10月26日からニューヨークのアンバサダー劇場で上演。12月の来日公演ではシャーロットのほか、ブロードウェイで活躍中のキャストの来日が予定されている。

シャーロット・ケイト・フォックスのコメント

新しい旅を始めるような気持ちで、とても楽しみにしています。日本のみなさんが親しんでくださった、シャーロット・ケイト・フォックスとはまた違う私の一面を見ていただけると思います。『マッサン』でエリーを演じさせていただいたことをはじめ、自分の経験のすべてをロキシー役に注ぎ込むつもりです。『CHICAGO』をご覧になった方の心になんらかの刺激を残し、それが皆さんの生きるエネルギーになれば嬉しいです。劇場で皆さんと、いろいろなものを共有できることを楽しみにしています。