「系統樹」にフォーカスした書籍『THE BOOK OF TREES 系統樹大全:知の世界を可視化するインフォグラフィックス』が、3月10日に刊行された。
知識を体系化し、見えない情報を可視化するために用いられてきた図である系統樹。同書では約800年にわたる系統樹の歴史を辿ると共に、表現方法を11のカテゴリーに分類して紹介することで、人間が情報を視覚的に認識するための共通要素を浮き彫りにしていく。
また、中世時代に描かれた「美徳と悪徳」の図から、原子爆弾の開発および製造のための「マンハッタン計画」組織構成図、『X-メン』に登場するキャラクターたちの家系図まで、バラエティーに富んだ約200枚の図板も掲載されている。
著者は前著『ビジュアル・コンプレキシティ ―情報パターンのマッピング』で話題を呼んだマニュエル・リマ。