大阪万博におけるデザイナーの役割問う展覧会、宣材やデザイン原画、記録写真など展示

『大阪万博1970 デザインプロジェクト』展が、5月17日まで東京・竹橋の東京国立近代美術館で開催されている。

高度経済成長期の1970年に開催され、6千万人以上の来場者を集めた「大阪万博」こと日本万国博覧会。開催が決定した1965年からシンボルマーク、ポスターなどのプロモーション素材の制作や、色彩、サイン、設備などに関する調査が行われ、仮想の近未来都市として構想された展示会場のデザイン計画が策定された。

同展は、「人類の進歩と調和」を基本理念とした大阪万博に関わるデザインワークの構想から実施までのプロセスを辿るほか、デザイナーにとっての万博の意義を探る展覧会。亀倉雄策、福田繁雄、横尾忠則らが手掛けたポスターやイラスト、メダルやタバコといったプロモーションのためのツールや、岡本太郎の『太陽の塔』を囲むお祭り広場を中心とした会場の写真、デザイン原画、横尾が造形ディレクターを務めた「せんい館」をはじめとする各パビリオンの設計と展示デザインにおけるデザイナーの取り組みなどを紹介する。

イベント情報

『大阪万博1970 デザインプロジェクト』

2015年3月20日(金)~5月17日(日)
会場:東京都 竹橋 東京国立近代美術館 ギャラリー4
休館日:月曜(3月30日、4月6日、5月4日は開館)
料金:一般430円 大学生130円
※高校生以下および18歳未満、65歳以上、MOMATパスポートをお持ちの方、友の会・賛助会会員、キャンパスメンバーズ、障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料
※4月5日と5月3日は無料観覧日

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