蒼井優がテレ東『美の巨人たち』のナレーターに、今日から小林薫と2人体制

2015.04.04 Sat

テレビ東京ほかで放送されている『美の巨人たち』のナレーターを蒼井優が務めることがわかった。

毎回1つの作品に光をあて、作品の背後に秘められたドラマや謎に迫る同番組。2000年4月に放送がスタートし、今春で15周年を迎える。

蒼井は、同番組が更なる発展を目指してバージョンアップすることを機にナレーターに起用された。本日4月4日の放送から、これまでにナレーターを務めてきた小林薫と共にナレーションを行う。さらに、番組の新たなオープニングテーマとエンディンテーマをピアニストの辻井伸行が手掛けることも明らかになった。

ナレーションのオファーを受けた感想について蒼井は、「私も、私のまわりも、この番組が好きなので、『やりたい』って即答しました」とコメント。さらに、「番組を見ていただく方の、邪魔にならないようなナレーションができればな、と思っています」と意気込みを語っている。

テレビ東京の永田浩一プロデューサーは、蒼井のナレーションについて「蒼井優さんは、10代の頃から演技派として定評のある女優さんですが、『美の巨人たち』＝小林薫さんというイメージが強い中、小林さんの圧倒的な上手さと世界観に飲み込まれる事なく、息もピッタリに、番組に爽やかな優しい風を吹き込んでくれました」と太鼓判を押している。

なお4月4日の番組ではルネサンス期を代表する画家ラファエロ・サンツィオの油彩画『一角獣を抱く貴婦人』を特集。翌週の4月11日には横山大観の最晩年の作品『或る日の太平洋』を取り上げる。

蒼井優のコメント

こういうナレーションのレギュラーをやらせて頂くのは、夢だったので、すごくうれしいです。
普段美術館に行ったりするのも好きですけど、さらに深いところが知れそうなので、やらせて頂けて光栄です。

辻井伸行のコメント

今回、番組のオープニングとエンディングを担当させて頂きました。
多くの方々に長く愛され続けている番組から、このような機会を頂けた事を大変光栄でうれしく思います。
父が番組の大ファンなので、私も毎回の番組内で紹介される「美の巨人たち」に多くの感銘と刺激を受けて来ました。そこから自分なりのイメージを膨らませ作曲した曲です。是非、番組と一緒に楽しんでご覧頂けたら幸いです。