東京ニュース通信社が主催する脚本賞『第33回向田邦子賞』の受賞者が発表された。
テレビドラマの脚本家を対象とする『向田邦子賞』。今回の受賞者は、劇団「五反田団」主宰で小説家としても活動する前田司郎。受賞作品は今年1月からNHK BSプレミアムで放送された連続ドラマ『徒歩7分』となった。
『徒歩7分』は全8回にわたって放送。恋人や友人もおらず、仕事もないという32歳女性・黒崎依子の日常を描いた作品で、依子役を田中麗奈が演じたほか、田中圭、福士誠治、菜葉菜、石野真子らが出演した。
『向田邦子賞』は、数々のテレビドラマを世に送り出してきた向田邦子の功績を讃えて1982年に制定。33回目を迎えた今回は、2014年4月1日から2015年3月31日まで放送されたテレビドラマの脚本が選考対象となった。
詳細情報
『第33回向田邦子賞』選考結果
受賞者:前田司郎
受賞作品:『徒歩7分』(NHK BSプレミアムで2015年1月6日から2月24日まで放送)