特集記事「映画の狂宴」が、4月7日に発売された『文學界』2015年5月号に掲載されている。
同特集では、蓮實重彦と青山真治、阿部和重がクリント・イーストウッド監督『アメリカン・スナイパー』などアメリカ映画について語る座談会を掲載。さらに北野武監督の新作『龍三と七人の子分たち』と大島渚監督『愛のコリーダ』で主演を務めた藤竜也のインタビュー「北野武と大島渚、どちらが大監督か」、松尾スズキが二階堂ふみ、松たか子、能年玲奈、多部未華子、さらに自分自身について語ったインタビュー「私を通りすぎた女優たち」、柴崎友香と行定勲の対談「これからの映画の話をしよう」、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーによる「映画とはタイトルがすべてである」なども掲載されている。さらに藤竜也による「幻の作家デビュー作」だという小説『ストレンジャー・ブルース』も収録。
また、連載執筆陣には、永井均、若松英輔、伊藤比呂美、トミヤマユキコ、山崎ナオコーラ、穂村弘らが名を連ねているほか、犬山紙子による新連載コラム「モテ読書」が今号からスタートしている。