展覧会『シネマブックの秘かな愉しみ』が、8月2日まで東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンター展示室で開催されている。
同展は、映画に関する書物の展覧会。和田誠が装丁を手がけた戸田奈津子の著者『字幕の中に人生』や、横尾忠則が編集を手掛けた『憂魂、高倉健』をはじめ、明治時代に発行された『自動写真術』や子ども向けの本、映画をめぐる仕事についての書籍など、様々な映画書を約370点展示し、あわせて映画の本を収集している日本各地の映画図書館が紹介されている。また、会期中には様々なイベントも開催。詳しくは、オフィシャルサイトをチェックしよう。
イベント情報
『シネマブックの秘かな愉しみ』
2015年4月14日（火）～8月2日（日）
会場：東京都 京橋 東京国立近代美術館フィルムセンター 7階展示室
時間：11:00～18:30（入室は18:00まで）
休室日：月曜、5月26日～5月28日
料金：一般210円 大学生・シニア70円
※高校生以下、障がい者（付添者は原則1名まで）、MOMATパスポートをお持ちの方、キャンパスメンバーズは無料
『映画古書の深淵へ』
2015年5月16日（土）15:00～
会場：東京都 京橋 東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室ロビー
講師：
中山信行（稲垣書店店主）
高崎俊夫（書籍編集者、映画批評家）
『映画書のデザインをめぐって』
2015年6月13日（土）
会場：東京都 京橋 東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室ロビー
講師：鈴木一誌（ブックデザイナー）
『日本映画史の稀覯書をめぐって―出品文献解説』
2015年7月11日（土）
会場：東京都 京橋 東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室ロビー
講師：本地陽彦（日本映画史・日本映画文献史研究家）
『映画本渡世―編集者人生45年』
2015年8月1日（土）
会場：東京都 京橋 東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室ロビー
講師：山根貞男（映画評論家）
