中年女性の「ハレ」の瞬間を描く江本純子の新作舞台『売るものがある性』

「財団、江本純子」による舞台『売るものがある性』が、4月23日から東京・五反田のアトリエヘリコプターで上演される。

江本純子が作・演出を手掛ける同作は、「欲求不満の中年女」「本格的に意地の悪い女」「なかなか喋らない女」「常にブレている女」という4人の中年女性の日常の中から生まれる非日常を、「ハレとケ」についての考察を軸に描いた作品。また、「性」の問題や「性格」「性別と性能」「感性」の問題なども描かれる。劇中では無数のエピソードが展開され、俳優たちは何十人にも及ぶキャラクターを演じるという。

キャストには、市川しんぺー、佐久間麻由、荻野友里(青年団)が名を連ねている。また、当初は長田奈麻の出演も予定されていたが、長田が体調不良によって降板したため、安澤千草が代役として出演するほか、江本純子、本山歩の出演が決定した。オフィシャルサイトには出演者変更や同作に対する江本のコメントも掲載されている。なお、アフタートークゲストには松井周(サンプル)、根本宗子(月刊「根本宗子」)、福原充則(ピチチ5、ニッポンの河川、ベッド&メイキングス)が登場する。

同作の宣伝イラストは白根ゆたんぽが担当。チケットは現在発売中だ。

イベント情報

財団、江本純子 vol.8
『売るものがある性』

2015年4月23日(木)~4月29日(水・祝)全8公演
会場:東京都 五反田 アトリエヘリコプター
作・演出:江本純子
出演:
安澤千草
市川しんぺー
佐久間麻由
荻野友里
本山歩
江本純子
料金:前売3,700円 当日4,000円

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