『うらめしや~、冥途のみやげ展―全生庵・三遊亭圓朝 幽霊画コレクションを中心に―』が、7月22日から東京・上野の東京藝術大学大学美術館で開催される。
同展は、東京・谷中の全生庵が所蔵する明治の落語家・三遊亭圓朝ゆかりの幽霊画コレクション50点を中心とした展覧会。幽霊画に見られる「怨念」や「心残り」といった人間の感情に注目するほか、錦絵や近代日本画、能面などから日本美術史における「うらみ」の表現を探るという。
会場では、円山応挙、長沢蘆雪、曾我蕭白、歌川国芳、葛飾北斎、河鍋暁斎、月岡芳年、上村松園などの作品が展示。また、『怪談牡丹灯籠』『真景累ケ淵』といった創作落語で知られ、怪談噺を得意とした圓朝の遺品、自筆の資料、鏑木清方による肖像なども紹介される。
イベント情報
『うらめしや~、冥途のみやげ展―全生庵・三遊亭圓朝 幽霊画コレクションを中心に―』
2015年7月22日(水)~9月13日(日)
前期:2015年7月22日(水)~8月16日(日)
後期:2015年8月18日(火)~9月13日(日)
※会期中展示替えあり
会場:東京都 上野 東京藝術大学大学美術館 地下2階展示室
時間:10:00~17:00(8月11日、21日は19:00まで開館、入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜
料金:一般1,100円 高校・大学生700円
※中学生以下および障害者手帳をお持ちの方と介助者1名は無料