書籍『ポストロック・ディスク・ガイド』が5月30日に刊行される。
1990年代に「ロックを基盤としながらも、ロックと括るのが躊躇われる名状しがたい音楽」を指す用語として誕生した音楽ジャンルである「ポストロック」。同書では、約20年間に及ぶポストロックの歴史をまとめ、Tortoiseやジム・オルーク、Mogwai、Godspeed You! Black Emperor、Battles、Sigur Ros、MONO、envy、world's end girlfriendといったアーティストたちを紹介している。
また、マイク・キンセラ率いるAmerican Footballの来日記念インタビューやMogwaiの軌跡を総括する記事をはじめ、タイヨンダイ・ブラクストン(ex.Battles)のインタビュー、残響レコードの歩みを同レーベル代表の河野章宏(te')が振り返った記事、ミト(クラムボン)と美濃隆章(toe)の対談や、岡田拓郎(森は生きている)と高橋健太郎の対談、さらに600枚超のディスクレビューなどが掲載されている。監修は音楽ライターの金子厚武。