音楽評論家・中村とうようの寄贈品を通して20世紀ポピュラー音楽史を振り返る展覧会

展覧会『ポピュラー音楽の世紀 中村とうようコレクションでたどる20世紀大衆音楽のダイナミズム』が、8月16日まで東京・小平の武蔵野美術大学 美術館・図書館で開催されている。

2011年に逝去した中村は、1969年創刊の音楽雑誌『ミュージック・マガジン』初代編集長を務めたほか、ポピュラー音楽すべてを対象に研究や評論を重ねてきた音楽評論家。また、レコードや楽器の熱心な収集家としても知られており、生前には武蔵野美術大学に自身が収集した世界各地の民族楽器やレコード、音楽関連の書籍など5万点を寄贈している。

同展は、中村が寄贈した「中村とうようコレクション」を通して、20世紀のポピュラー音楽史を振り返るもの。会期中には青野浩史、大鷹俊一、岡田則夫、北中正和、サカキマンゴー、杉崎信、常味裕司、萩原健太、濱田滋郎、ピーター・バラカン、山内雄喜、湯川れい子らがポピュラー音楽について語る映像コンテンツの公開や、様々な関連イベントが企画されている。


イベント情報

『ポピュラー音楽の世紀 中村とうようコレクションでたどる20世紀大衆音楽のダイナミズム』

2015年5月25日(月)~8月16日(日)
会場:
東京都 小平 武蔵野美術大学美術館 展示室2、アトリウム1
東京都 小平 武蔵野美術大学図書館
時間:10:00~18:00(土曜、特別開館日は17:00閉館)
休館日:日曜、祝日(6月14日、7月20日、8月16日は特別開館)
料金:無料

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