高橋健太郎の著書『スタジオの音が聴こえる 名盤を生んだスタジオ、コンソール&エンジニア』が、6月5日に刊行される。
音楽プロデューサー、評論家、レコーディングエンジニアとしての活動や、インディーレーベル「MEMOLY LAB」の主宰、音楽配信サイト「OTOTOY」のプロデューサーとしても知られる高橋健太郎。
『ステレオサウンド』の連載を書籍化した同書は、1960年代から1970年代の海外のインディペンデントスタジオや機材、エンジニアに焦点を当て、様々な作品のサウンドの生まれた背景や手法に迫る。19か所のスタジオと各スタジオで制作された作品が紹介される。登場するスタジオは、佐野元春『THE BARN』などの作品がレコーディングされたベアズヴィル・スタジオ、Joy Division『Unknown Pleasures』などがレコーディングされたストロベリー・スタジオ、Kraftwerk、ブライアン・イーノらが使用したコニーズ・スタジオ、山下達郎、ルー・リード、スティーヴィー・ワンダーらが使用したメディアサウンド、Led Zeppelin、The Rolling Stonesらが使用したオリンピック・スタジオなど。
また、同書の出版を記念し、6月26日には東京・新宿のduesで高橋と和田博巳、7月4日には東京・御茶ノ水のdiskunion JazzTOKYOで高橋と冨田恵一によるトークイベントが開催される。
イベント情報
『アナログ録音の真髄を聴!~レコードから聴こえるスタジオの音、エンジニアの音とは?』
2015年6月26日(金)19:00~21:00
会場:東京都 新宿 dues
出演:高橋健太郎
ゲスト:和田博巳
料金:1,500円(ドリンク別)
イベント情報
『録音芸術は総合芸術だ! スタジオの音を聴く』
2015年7月4日(土)15:00~17:00
会場:東京都 御茶ノ水 diskunion JazzTOKYO
出演:高橋健太郎
ゲスト:冨田恵一