特集記事「絶対フォント感を身につける」が、本日6月5日に発売のデザイン誌『月刊MdN』7月号に掲載されている。
同特集でフォーカスされている「絶対フォント感」とは、目にした書体が何かを言い当てられる能力を指すもの。誌面では「絶対フォント感」を身につけるために役立つポイントを基礎知識編と実践編に分けて紹介しているほか、ブックデザイナーの祖父江慎が明朝体の系譜をひらがなを例に挙げて解説する記事、「AXIS Font」や「TP明朝」などのタイプデザインを手掛けるタイプデザイナーの鈴木功がフォント制作の裏側を明かすインタビューが掲載されている。
また、書体研究家の小宮山博史、伊藤万理華(乃木坂46)、クリエイティブチームCEKAI、ブックデザイナーの川名潤が、「絶対フォント感」を鍛えるフォント当てゲームに挑戦している。さらに613書体の見本を掲載する160ページの小冊子「絶対フォント感を身につけるためのフォント見本帳」が付属。
なお、同号からアートやデザインといったジャンルに関心を持つ伊藤万理華が様々なクリエイターに会いに行く連載記事もスタート。初回には伊藤が「尊敬する人」として挙げるアートディレクターの永戸鉄也が登場している。