フレンチタッチシーンを背景にDJの成功と挫折描く『EDEN』、音楽はDaft Punkら

映画『EDEN』が、9月から東京・新宿シネマカリテほか全国で公開される。

Daft Punk、Dimitri From Paris、Cassiusらに代表される1990年代のフレンチタッチシーンの軌跡を背景にした同作。1990年代のフランス・パリで親友とDJユニットを結成した大学生のポールを主人公に、盲目的に音楽にのめり込み、DJとして成功した彼の恋や友情、狂った金銭感覚やドラッグによって生活が破綻していく様子などを描く。

フランスの音楽シーンで狂騒的な成功に酔いしれた末に、大きな挫折を味わう青年ポールを演じるのは、パリを中心に音楽イベントやアーティストのプロデューサーとして活動し、演技はほぼ未経験だったというフェリックス・ド・ジヴリ。メガホンをとったのは、監督作『あの夏の子供たち』で『カンヌ国際映画祭』ある視点部門審査員特別賞を受賞したほか、女優としても知られるミア・ハンセン=ラヴ。『EDEN』の主人公・ポールは、監督の実兄で、ミアとともに同作の脚本を手掛けている作家のスヴェン・ハンセン=ラヴをモデルにしており、物語はスヴェンの実体験をもとに描かれたという。

また、劇中音楽にはDaft Punk、Frankie Knucklesらの楽曲を使用。現在Daft Punk“One More Time”が使用された予告編も公開中だ。なお、Daft Punkのトマ・バンガルターとギィ・マニュエルは、同作で劇中の登場人物としても描かれている。

作品情報

『EDEN』

2015年9月から新宿シネマカリテほか全国順次公開
監督:ミア・ハンセン=ラヴ
脚本:ミア・ハンセン=ラヴ、スヴェン・ハンセン=ラヴ
出演:
フェリックス・ド・ジヴリ
ポーリーヌ・エチエンヌ
ヴァンサン・マケーニュ
配給:ミモザフィルムズ

  • HOME
  • Movie,Drama
  • フレンチタッチシーンを背景にDJの成功と挫折描く『EDEN』、音楽はDaft Punkら

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて