日本文学を原作にした映画の特集上映『小説を、観る。「文豪作品が原作の映画特集」』が、7月11日から東京・三鷹市芸術文化センター星のホールで開催される。
5か月間にわたって開催される同イベントでは、1か月ごとに1人の作家を特集。川端康成、谷崎潤一郎、夏目漱石、泉鏡花、森鴎外の小説をもとにした文芸映画10作品が順次上映される。
7月は川端康成を特集し、『有難う』を原作にした清水宏監督の『有りがたうさん』と、成瀬巳喜男監督『山の音』を上映。8月以降は、谷崎作品をもとにした島津保次郎監督『春琴抄 お琴と佐助』、溝口健二監督『お遊さま』、漱石作品を原作にした山本嘉次郎監督『吾輩は猫である』、市川崑監督『こころ』、鏡花作品が原作の成瀬巳喜男監督『歌行燈』、衣笠貞之助監督『みだれ髪』、鴎外作品を映画化した熊谷久虎監督『阿部一族』、豊田四郎監督『雁』が上映される。各作品の上映スケジュールや、前売チケットの詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。
イベント情報
『小説を、観る。「文豪作品が原作の映画特集」』
2015年7月11日(土)
会場:東京都 三鷹市芸術文化センター 星のホール
上映作品:
『有りがたうさん』(監督:清水宏)
『山の音』(監督:成瀬巳喜男)
2015年8月22日(土)
会場:東京都 三鷹市芸術文化センター 星のホール
上映作品:
『春琴抄 お琴と佐助』(監督:島津保次郎)
『お遊さま』(監督:溝口健二)
2015年9月19日(土)
会場:東京都 三鷹市芸術文化センター 星のホール
上映作品:
『吾輩は猫である』(監督:山本嘉次郎)
『こころ』(監督:市川崑)
2015年10月17日(土)
会場:東京都 三鷹市芸術文化センター 星のホール
上映作品:
『歌行燈』(監督:成瀬巳喜男)
『みだれ髪』(監督:衣笠貞之助)
2015年11月21日(土)
会場:東京都 三鷹市芸術文化センター 星のホール
上映作品:
『阿部一族』(監督:熊谷久虎)
『雁』(監督:豊田四郎)