宇川直宏による映像作品『DOMMUNE「小夜子の世界夜話」~Dedicated to 山口小夜子 9.19.1949 - 8.14.2007』が、本日6月22日20:00からDOMMUNEで配信される。
同作は、東京・清澄白河の東京都現代美術館で6月28日まで開催中の展覧会『山口小夜子 未来を着る人』で展示されている宇川の新作。「もし存命であれば絶対DOMMUNEでレギュラー番組を依頼していた」という宇川が、「小夜子さんに観て頂く為だけの小夜子さん番組」というコンセプトのもとで制作した約3時間半におよぶ映像作品で、トップモデルとして活動した1970年代から資生堂の専属モデル時代、舞踏や演劇に積極的に参加した時代や晩年まで、山口の個人史をゲストと共に辿る内容になっている。
トークのゲスト出演者は、下村一喜、丸山敬太、天野幾雄、富川栄、天児牛大、藤本晴美、林英哲、立花ハジメ、中西俊夫、ヴィヴィアン佐藤ら。展覧会を企画した東京都現代美術館学芸員の藪前知子が司会を務め、宇川も声のみで出演する。またライブパートでは、A.K.I.PRODUCTIONSと山川冬樹がパフォーマンスを披露する。
さらに番組では、5月30日に東京都現代美術館のエントランスホールで開催されたイベント『小夜子 光と闇の夜』での宇川直宏 with ハチスノイトによる約15分間のパフォーマンス『Requiem for the Wearist / ウェアリストに捧ぐレクイエム』の映像も公開。ステージを祭壇に見立て、山口の遺影を投影しながら行われた同公演では、2000年に山口と藤乃家舞(ヤンプ・コルト)と共にバンドを組んでいた宇川が神主役、ハチスノイトが巫女役を務め、祈祷によって山口を降霊させるという儀式的なコンセプトのもとでパフォーマンスが行われた。
番組情報
『DOMMUNE「小夜子の世界夜話」~Dedicated to 山口小夜子 9.19.1949 - 8.14.2007(約210min)世界初配信!!!!!!!!!!!!!! 』
2015年6月22日(月)20:00~24:00にDOMMUNEで配信
イベント情報
『山口小夜子 未来を着る人』
2015年4月11日(土)~6月28日(日)
会場:東京都 清澄白河 東京都現代美術館 企画展示室地下2F
時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
出展作家:
宇川直宏
山川冬樹
生西康典
掛川康典
エキソニモ
森村泰昌
休館日:月曜
料金:一般1,200円 大学生・65歳以上900円 中高生600円
※小学生以下無料
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添者2名までは無料