映画における「音」のメカニズムに迫る書籍、ダース・ベイダーの呼吸音の作り方も解説

書籍『Sound Design 映画を響かせる「音」のつくり方』が、6月27日に刊行される。

映画の音響設計にフォーカスした同書。実際の映画作品を取り上げながら、映画音楽や効果音、自然音、役者の発生音など、映像における「音」のメカニズムを紐解いていく。

同書で取り上げるのは、『スター・ウォーズ』におけるダース・ベイダーの呼吸音をはじめ、『インディ・ジョーンズ』や『ミュータント・タートルズ』でのパンチの音や、『時計じかけのオレンジ』における場面と劇伴の違和感がもたらす心理的作用など。さらに、著名な作品に関わったサウンドデザイナーの証言や実践的なエクササイズなども掲載される。

著者は、映画やテレビ、インタラクティブメディアのサウンドデザインについてのセミナーや講演、コンサルティング、音を使った各種療法の研究を行なっているデイヴィッド・ゾンネンシャイン。翻訳は、シカ・マッケンジーが担当している。

書籍情報

『Sound Design 映画を響かせる「音」のつくり方』

2015年6月27日(土)発売
著者:デイヴィッド・ゾンネンシャイン
翻訳:シカ・マッケンジー
価格:2,700円(税込)
発行:フィルムアート社

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