『第19回文化庁メディア芸術祭』の作品募集が行われている。
アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において国内外の優れた作品を顕彰すると共に、受賞作品の鑑賞機会を提供する『文化庁メディア芸術祭』。昨年は71の国と地域から3853作品の応募があり、国内からは過去最多となる2035点の応募を集めた。
今年の審査委員には、アート部門に石田尚志、中ザワヒデキ、藤本由紀夫、エンターテインメント部門に青森県立美術館学芸員の工藤健志、アニメーション部門の作品『頭山』で『アカデミー賞』最優秀短編アニメーション賞にノミネートされた山村浩二、マンガ部門に漫画ライターの門倉紫麻、フランス文学者の古永真一、『ママゴト』などの作品で知られる漫画家の松田洋子が新たに名を連ねている。
ウェブもしくは郵送による作品の募集は9月9日まで受付中。2014年9月3日から2015年9月9日までの間に完成もしくは、すでに完成してこの期間内に公開された作品が審査対象となる。各賞の発表は11月下旬を予定。受賞作品展は2016年2月3日から東京・六本木の国立新美術館を中心に開催される。
詳細情報
『第19回文化庁メディア芸術祭』
募集期間:2015年7月7日(火)~9月9日(水)18:00(日本時間)
受賞発表:2015年11月下旬
贈呈式:2016年2月2日(火)
審査委員:
アート部門
石田尚志(画家、映像作家、多摩美術大学准教授)
植松由佳(国立国際美術館主任研究員)
佐藤守弘(視覚文化研究者、京都精華大学教授)
中ザワヒデキ(美術家)
藤本由紀夫(アーティスト)
エンターテインメント部門
飯田和敏(ゲーム作家、立命館大学映像学部教授)
宇川直宏(現在美術家、京都造形芸術大学教授,DOMMUNE主宰)
工藤健志(青森県立美術館学芸員)
東泉一郎(デザイナー、クリエイティブディレクター)
米光一成(ゲームデザイナー)
アニメーション部門
大井文雄(アニメーション作家)
小出正志(アニメーション研究者、東京造形大学教授)
高橋良輔(アニメーション監督)
森本晃司(アニメーション監督)
山村浩二(アニメーション作家、東京藝術大学大学院教授)
マンガ部門
犬木加奈子(マンガ家、大阪芸術大学客員教授)
門倉紫麻(マンガライター)
すがやみつる(マンガ家、京都精華大学教授)
古永真一(文学者、首都大学東京准教授)
松田洋子(マンガ家)
イベント情報
『第19回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展』
2016年2月3日(水)~2月14日(日)
会場:東京都 六本木 国立新美術館ほか
休館日:国立新美術館は2月9日、他会場は決定次第オフィシャルサイトで発表