映画『ムーン・ウォーカーズ』が11月14日から東京・新宿のシネマカリテほか全国で公開される。
1960年代のロンドンが舞台の同作は、アポロ11号の月面着陸計画は失敗しており、公開された着陸映像はアメリカ政府の依頼でスタンリー・キューブリック監督が撮影していた、という陰謀説を脚色したブラックコメディー。月面着陸に成功しないNASAを見かねたアメリカ政府の指示で、キューブリックに捏造映像の制作を依頼するためにロンドンに送り込まれたCIAの諜報員・キッドマンが、借金を背負った男・ジョニーに莫大な制作費を騙し取られ、やがてロンドンのギャングやヒッピー、CIAを巻き込みながら捏造計画に挑む様を描く。
ベトナム戦争帰りで映画に疎いキッドマンを演じるのは、『パシフィック・リム』や『ヘルボーイ』シリーズなどのロン・パールマン。偶然キューブリックのエージェントオフィスにいたジョニーを『ハリー・ポッター』シリーズのロン役で知られるルパート・グリントが演じる。監督を務めるのはアントワーヌ・バルドー=ジャケ。プロデュースを、『エターナル・サンシャイン』『恋愛睡眠のすすめ』といったミシェル・ゴンドリー監督作を手掛けたジョルジュ・ベルマンが担当している。
作品情報
『ムーン・ウォーカーズ』
2015年11月14日(土)からシネマカリテほか全国公開
監督:アントワーヌ・バルドー=ジャケ
出演:
ルパート・グリント
ロン・パールマン
ロバート・シーハン
配給:日活、CAMDEN