アーサー・ラッセルのドキュメンタリー映画『ワイルド コンビネーション:アーサーラッセルの肖像』が、7月27日と28日に東京・渋谷のアップリンクで上映される。
1970年代から80年代のニューヨークで、アレン・ギンズバーグやフィリップ・グラス、デヴィッド・バーン(Talking Heads)らと共に活動し、1992年にエイズによって40歳で逝去したアーサー・ラッセル。同作は、天才と呼ばれた一方で、人付き合いには不器用だったというラッセルの姿を両親や恋人、仲間が語る様を捉えた作品だ。2008年にアメリカで公開され、今回日本で初上映される。
出演者には、フィリップ・グラス、デヴィッド・トゥープに加え、資料映像に登場するアレン・ギンズバーグが名を連ねている。監督は、同作が長編デビュー作となるマット・ウルフが務めている。なお、初日の7月27日の上映後にはニューヨークのウルフ監督とのスカイプによる質疑応答を実施。7月28日には原雅明と松村正人によるトークが行われる。イベントの参加予約は現在受付中。
作品情報
『ワイルド コンビネーション:アーサーラッセルの肖像』
2015年7月27日(月)、7月28日(火)に渋谷アップリンクで公開
監督:マット・ウルフ
出演:
フィリップ・グラス
アレン・ギンズバーグ(資料映像)
デヴィッド・トゥープ
ほか
料金:1,800円(ドリンク別)