『動物文様の工芸と絵画』展が、8月23日まで東京・駒場東大前の日本民藝館で開催されている。
同展では、動物を題材にした絵画や工芸を展示。日本民藝館が所蔵する滋賀の民俗絵画・大津絵や絵馬、陶磁器、染織品、漆器に加え、室町時代の水墨画、南宋の動物画の流れを汲む朝鮮半島や中国の精緻な動物画など、同館の創設者・柳宗悦が収集した絵画が紹介される。
また、会期中には美術史家の土田眞紀による講演会『模様とは何か ― 近代日本の図案と模様』が開催される。イベントの参加方法などの詳細は、オフィシャルサイトをチェックしよう。なお、日本民藝館では同展の公式図録『動物文様の工芸と絵画』 が販売されている。
イベント情報
『動物文様の工芸と絵画』
2015年6月30日(火)~8月23日(日)
会場:東京都 駒場東大前 日本民藝館
時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜(祝日の場合は開館、翌日休館)
料金:一般1,100円 大高生600円 中小学生200円
記念講演会
『模様とは何か ― 近代日本の図案と模様』
2015年8月8日(土)18:00~19:30
会場:東京都 駒場東大前 日本民藝館
講師:土田眞紀
定員:100名(要事前予約)
料金:300円
書籍情報
『動物文様の工芸と絵画』
2015年6月30日(火)刊行
編集:日本民藝館学芸部
価格:1,500円(税込)
発行:公益財団法人 日本民藝館