「建築の常識」に捉われない建築家フランク・ゲーリーの展覧会

『建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”』が、10月16日から東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催される。

スペイン・ビルバオのグッゲンハイム美術館をはじめ、フランス・パリのルイ・ヴィトン財団美術館、アメリカ・ロサンゼルスのウォルト・ディズニー・コンサートホールなどの設計を手掛けた、脱構築主義を代表する建築家のフランク・ゲーリー。有機的な曲線を多く用いた建造物など、半世紀以上にわたって建築の慣習や常識に捉われない作品を世に送り出しており、『プリツカー賞』『アメリカ国民芸術勲章』『高松宮殿下記念世界文化賞』など数々の受賞歴を持つ。

同展では、ゲーリーの代表作の外観と内観を会場の壁面にプロジェクションマッピングで投影するほか、ゲーリーの自邸の映像やオフィス一部を再現し展示。また、数々の模型やスケッチなどの資料や建設現場写真のプロジェクションなどから、ゲーリーのアイデアが実現されていく過程を追うことが出来るという。

なお、トークイベントも予定されており、10月17日には同展のディレクターを務める建築家の田根剛、10月18日には田根に加え、ゲーリーが出演する。イベントの詳細は、オフィシャルサイトをチェックしよう。

※記事掲載時から掲載画像が変更になりました。(2015年9月16日)

イベント情報

『建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”』

2015年10月16日(金)~2016年2月7日(日)
会場:東京都 六本木 21_21 DESIGN SIGHT
時間:10:00~19:00(入場は18:30まで)
休館日:火曜(11月3日は開館)、12月27日~1月3日
料金:一般1,100円 大学生800円 高校生500円
※中学生以下無料

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