アルフレッド・シスレー展に風景画約20点、描かれたセーヌ川の検証も

『アルフレッド・シスレー展―印象派、空と水辺の風景画家―』が、9月20日から東京・中村橋の練馬区立美術館で開催される。

印象派の風景画家アルフレッド・シスレーは、1839年にフランス・パリでイギリス人の両親のもとに誕生。ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーなどの作品に触れたことで画家になることを決意したというシスレーは、クロード・モネらと出会ったマルク=シャルル=ガブリエル・グレールのアトリエで学んだ後、風景画家としての制作活動をスタートさせた。

シスレーの画業に迫る同展では、風景画約20点を中心に油彩画や資料など約50点を展示。印象主義的な作風が顕著になるという1870年代から晩年である1890年代の作品の紹介をはじめ、シスレーが描き続けたフランス・セーヌ川の検証や、シスレーの風景画が日本の画家に与えた影響についての考察も行われる。会期中には講演会やワークショップなども開催。詳細はオフィシャルサイトで確認しよう。

イベント情報

『アルフレッド・シスレー展―印象派、空と水辺の風景画家―』

2015年9月20日(日)~11月15日(日)
会場:東京都 中村橋 練馬区立美術館
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜(9月21日、10月12日は開館)、9月24日、10月13日
料金:一般1,000円 高大学生および65歳から74歳800円
※中学生以下および75歳以上無料

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