中村政人の10年ぶり個展『明るい絶望』、90年代前半のアートシーンを考察

中村政人の個展『中村政人 個展「明るい絶望」 中村と村上展 / ザ・ギンブラート / 新宿少年アート / 秋葉原TV / カンダダ / アーツ千代田3331 / トランスアーツトーキョー』が、10月10日から東京・秋葉原の3331 Arts Chiyodaで開催される。

1963年生まれの中村政人は、美術と社会の関わりをテーマにプロジェクトを進めるアーティスト。『第49回ヴェネチア・ビエンナーレ』に参加しているほか、1998年からアーティストイニシアティブ「コマンドN」を主宰。2010年に複合アート施設3331 Arts Chiyodaを立ち上げた。現在は東京芸術大学美術学部の准教授を務めている。

同展は、中村にとって10年ぶりの個展。1989年から1994年にかけて韓国と日本で撮影された約700枚の写真作品に加え、新作のインスタレーション、アートプロジェクトの映像資料などが展示される。写真作品は中村がフィルムで撮影した約4万枚の中から選ばれており、当時の留学先である韓国のアトリエ風景や、90年代のアートシーンを牽引した同時代のアーティストや批評家、キュレーターたちの表情を捉えているという。

イベント情報

中村政人個展
『中村政人 個展「明るい絶望」 中村と村上展 / ザ・ギンブラート / 新宿少年アート / 秋葉原TV / カンダダ / アーツ千代田3331 / トランスアーツトーキョー』

2015年10月10日(土)~11月23日(月・祝)
会場:東京都 秋葉原 3331 Arts Chiyoda 1F メインギャラリー
時間:12:00~20:00(入場は閉場30分前)
料金:一般800円 大学生・専門学生・65歳以上700円 ペアチケット1,300円
※千代田区民、高校生以下、障がい者およびその同伴者は無料

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