ドキュメンタリー映画『ロパートキナ 孤高の白鳥』が、2016年1月から東京・渋谷のBunkamuraル・シネマほか全国で公開される。
200年以上の歴史を持つロシアのバレエ団マリインスキー・バレエに、1991年に入団したウクライナ出身のウリヤーナ・ヴァチェスラヴォヴナ・ロパートキナ。1995年にプリンシパルに昇格し、世界のバレリーナで最も高いとされる175センチメートルの身長と長い手足を駆使した踊りで数々の賞を受賞しており、ロシアを代表するバレリーナのひとりとして知られている。
ロパートキナの素顔に迫る『ロパートキナ 孤高の白鳥』では、母校であるワガノワ・バレエ・アカデミーを訪問したロパートキナがかつての自分と向き合い、自身が踊りを始めた理由を語る。また、パリ・オペラ座のエトワールであったアニエス・ルテステュやジャン=ギョーム・バールをはじめとする周囲の人々へのインタビューや、彼女の代表作である『瀕死の白鳥』『愛の伝説』や『カルメン』『病めるバラ』などの舞台映像も公開。さらに、稽古場でのリハーサル風景や、娘とのプライベートショットなども捉えられている。監督は『至高のエトワール パリ・オペラ座に生きて』『バレエに生きる パリ・オペラ座のふたり』などを手掛けたマレーネ・イヨネスコ。
なお、8月13日まで東京・上野の東京文化会館で開催中の『第14回世界バレエフェスティバル2015』ではロパートキナの来日公演を実施。11月には彼女の所属するマリインスキー・バレエの来日公演も予定されている。
作品情報
『ロパートキナ 孤高の白鳥』
2016年1月からBunkamuraル・シネマほか全国で公開
監督:マレーネ・イヨネスコ
出演:
ウリヤーナ・ロパートキナ
アニエス・ルテステュ
ジャン=ギョーム・バール
配給:ショウゲート