舞台『花より男子 The Musical』のメインキャストが発表された。
今回発表されたキャストは、名門高校・英徳学園高校を牛耳る御曹司集団「F4」のリーダー・道明寺司役を演じる松下優也(X4)、花沢類役を演じる白洲迅、西門総二郎役を演じる真剣佑、美作あきら役を演じる上山竜治。さらに同校に通う貧乏な少女・牧野つくし役には、3千人を超える応募者を集めたオーディションで選出された17歳の現役女子高生・加藤梨里香がキャスティングされている。
同作は、1992年から2004年まで『マーガレット』に連載されたほか、アニメやドラマ、映画化もされている神尾葉子の漫画『花より男子』を初めてミュージカル化するもの。脚本は『八犬伝』『鉈切り丸』などを手掛けた青木豪、演出を『読売演劇大賞』優秀演出家賞や『菊田一夫演劇賞』などを受賞している鈴木裕美、音楽はポルノグラフィティ、いきものがかりらのプロデュースで知られる本間昭光が手掛ける。
東京公演は2016年1月5日から東京・日比谷のシアタークリエで上演。チケット一般発売は10月31日からスタート。2月から大阪、名古屋ほか各地での公演も予定されている。
松下優也(X4)のコメント
今回、道明寺司という役を頂き、男っぽく強い感じとか、つくしのような芯の通った女性が好きな所とか、僕自身も似ている部分があって親近感が湧くキャラクターだと思いました。
「いまどきでない男子」というイメージがあります。
今回が世界初のミュージカル化ということで緊張感もありますが、個人的に”世界初”といった言葉は好きなので楽しみにしています。僕は音楽活動をずっとやって来たので、ミュージカルとしてどのように役をつくり、音楽がどうなっていくのかが楽しみで、今回、本間昭光さんの音楽を歌わせて頂く事をとても楽しみにしています。
原作を好きな方にも楽しんで頂けるよう、僕自身精一杯、道明寺になれるよう世界観をつくってゆきたいと思っています。是非、劇場に足をお運び下さい。白洲迅のコメント
花沢類役に決まった時はとても驚きましたし、嬉しかったです。大人気作のミュージカル化ですし、楽しみですが身の引き締まる思いです。
花沢類を演じることにプレッシャーはありますが、わりとインドア派なところや、人と接するのが得意ではないところなど、性格的には通ずる部分、共感する部分があると思います。
つくし役の加藤さんは現役高校生ですが、フレッシュさや、パワーを貰いながら、僕も負けずに演じられるように頑張ります。
とても愛されている作品なので、このミュージカルも沢山の方に愛して頂ける作品にしていきたいです。真剣佑のコメント
日本に来てまだ間もない僕が、ミュージカル(舞台)初出演でこんなに大きな役を頂ける事がとても光栄ですし感謝しています。
西門総二郎は、茶道家元の出身でクールな部分もありつつプレイボーイという二つの面を持つ、面白い役だと思いました。
まっすぐで、正義感の強いつくしは魅力的だと思います。敵には回したくないような(笑)仲良くしたい女性ですね。
つくし役の加藤さんは、力強く、パワフルな方という印象がありました。
皆様に自信をもって西門総二郎をお届けできるよう頑張ります。上山竜治のコメント
日本の誇れる文化である漫画を原作にしたミュージカルということで、この舞台も世界に発信していけるよう、頑張りたいと思います。クリエイターも凄い方々が集まり、今からとても楽しみです。
美作を演じますが、僕自身、普段は騒いでいても、「意外と影があるんだな」ということを言われることもあり、美作と似ている部分があるのかなと思います。つくしのような、活発で肝が据わっているお尻を叩いてくれそうな女性は魅力的だと思います。
原作の美作あきらの力を借りて役に魂を入れられたらと思います。一生懸命励みますので、宜しくお願いします!加藤梨里香のコメント
オーディションの合格を知った時は、何度頬をつねっても夢じゃないかと思う程、嬉しさが溢れました。ずっと観ていた“花男”がミュージカルになるということを知った時はびっくりしました。どんなところが歌になったり踊りが入ったりするんだろうと、全く予想がつきませんでした。 つくしは芯がしっかりしていて、どんな逆境にも耐える、明るく、周囲に影響を与える女の子だと思うので、その強さと内側から出されるエネルギーを、しっかり演じられたらいいなと思います。
精一杯頑張っていきたいと思います。皆様是非観に来て下さい。
イベント情報
『花より男子 The Musical』
脚本:青木豪
演出:鈴木裕美
原作:神尾葉子『花より男子』(集英社)
音楽:本間昭光
出演:
松下優也(X4)
白洲迅
真剣佑
上山竜治
加藤梨里香
東京公演
2016年1月5日(火)~1月24日(日)
会場:東京都 日比谷 シアタークリエ
料金:S席10,800円 A席8,800円 B席5,000円