『サン・セバスチャン映画祭』で日本特集、園子温、黒沢清監督作など35本

日本映画の特集上映『New Japanese independent cinema 2000-2015』が、9月18日からスペインで開催される『第63回サン・セバスチャン国際映画祭』内で開催される。

1952年から開催されている同映画祭。特集上映では、2000年から2015年に製作された日本のインディーズ映画を中心に紹介する。上映作品は、黒沢清監督『アカルイミライ』、山下敦弘監督『ばかのハコ船』、内田けんじ監督『運命じゃない人』、若松孝二監督『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』、青山真治監督『サッド ヴァケイション』、園子温監督『愛のむきだし』、想田和弘監督『精神』、真利子哲也監督『イエローキッド』、瀬々敬久監督『ヘヴンズ ストーリー』、富田克也監督『サウダーヂ』、吉田大八監督『桐島、部活やめるってよ』、呉美保監督『そこのみにて光輝く』など35作品。映画祭のオフィシャルサイトでは同特集の予告編も公開中だ。

なお、同映画祭のコンペティション部門では、オープニングを飾るアレハンドロ・アメナーバル監督『REGRESSION』、クロージング作品となるルーファス・ノリス監督『LONDON ROAD』などに加えて、細田守監督『バケモノの子』も上映される。

イベント情報

『New Japanese independent cinema 2000-2015』

2015年9月18日(金)~9月26日(土)
会場:スペイン ドノスティア=サン・セバスチャン
上映作品:
『H story』(監督:諏訪敦彦)
『空の穴』(監督:熊切和嘉)
『BORDER LINE』(監督:李相日)
『六月の蛇』(監督:塚本晋也)
『アカルイミライ』(監督:黒沢清)
『ばかのハコ船』(監督:山下敦弘)
『ヴァイブレータ』(監督:廣木隆一)
『カナリア』(監督:塩田明彦)
『おそいひと』(監督:柴田剛)
『ある朝スウプは』(監督:高橋泉)
『バッシング』(監督:小林政広)
『運命じゃない人』(監督:内田けんじ)
『垂乳女』(監督:河瀬直美)
『人のセックスを笑うな』(監督:井口奈己)
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(監督:若松孝二)
『14歳』(監督:廣末哲万)
『サッド ヴァケイション』(監督:青山真治)
『愛のむきだし』(監督:園子温)
『PASSION』(監督:濱口竜介)
『精神』(監督:想田和弘)
『パレード』(監督:行定勲)
『イエローキッド』(監督:真利子哲也)
『ふゆの獣』(監督:内田伸輝)
『ヘヴンズ ストーリー』(監督:瀬々敬久)
『川の底からこんにちは』(監督:石井裕也)
『サウダーヂ』(監督:富田克也)
『ふがいない僕は空を見た』(監督:タナダユキ)
『桐島、部活やめるってよ』(監督:吉田大八)
『無人地帯』(監督:藤原敏史)
『桜並木の満開の下に』(監督:舩橋淳)
『ほとりの朔子』(監督:深田晃司)
『祖谷物語 -おくのひと-』(監督:蔦哲一朗)
『Miss ZOMBIE』(監督:SABU)
『そこのみにて光輝く』(監督:呉美保)
『SHARING』(監督:篠崎誠)

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