『そこにある、時間─ドイツ銀行コレクションの現代写真』展が、9月12日から東京・品川の原美術館で開催される。
ドイツ銀行の持つ約6万点のコレクションからアジア、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパの作家による1970年代以降の写真作品60点を紹介する同展。「『時間』を切り取ってメディアに定着させる」という写真の性質を生かした多様な作品を展示することで、鑑賞者が芸術表現としての写真の魅力を再認識することを目的としている。
出品作家は、ベルント・ベッヒャーとヒラ・ベッヒャー夫妻、アンドレアス・グルスキー、ゲルハルト・リヒターといったドイツの作家や、曹斐、ヂョン・ヨンドゥ、劉錚、杉本博司、やなぎみわ、佐藤時啓ら約40組。なお同展は、2014年秋からアジア各国の美術館を巡回しており、日本では原美術館のみの開催となる。
会期中には、関連イベントとしてドイツ銀行コレクションの中から、曹斐、フリオ・セザール・モラレス、蔡國強の映像作品が上映されるほか、フリードヘルム・ヒュッテ(ドイツ銀行グローバルヘッドオブアート)によるトークイベントや、佐藤時啓によるワークショップが開催される。詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。
イベント情報
『そこにある、時間─ドイツ銀行コレクションの現代写真』
2015年9月12日(土)~2016年1月11日(月・祝)
会場:東京都 品川 原美術館
時間:11:00~17:00(祝日を除く水曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)
出展作家:
シリン・アリアバディ
カデル・アティア
イト・バラーダ
ベルント&ヒラ・ベッヒャー
ゾーラ・ベンセムラ
ジェラード・バーン
曹斐
スーザン・ダージェス
フィリップ=ロルカ・ディコルシア
ハサン&フセイン・エソップ
ギュンター・フェルク
ルイジ・ジッリ
アンドレアス・グルスキー
シヴォーン・ハパスカ
マチルド・テル・ハイネ
カンディダ・ヘファー
オットマー・ヘール
ヂョン・ヨンドゥ
イドリス・カーン
ジェフ・チェンシェン・リャオ
マルティン・リープシャー
劉錚
シャロン・ロックハート
ボリス・ミハイロフ
フリオ・セザール・モラレス
エイドリアン・パチ
コーネリア・パーカー
シグマー・ポルケ
ゲルハルト・リヒター
クラウス・リンケ
佐藤時啓
ダヤニータ・シン
トーマスト・シュトルート
アネット・シュトゥート
杉本博司
マッシモ・ヴィターリ
やなぎみわ
朱加
休館日:月曜(9月21日、10月12日、11月23日、1月11日は開館)、9月24日、10月13日、11月24日、12月28日~1月4日
料金:一般1,100円 大高生700円 小中生500円