ポストロックの現在性と歴史を「音響派」との接点から紐解く書籍

書籍『別冊ele-king ポストロック・バトルフィールド──「以後」と「音響」の文化誌~A Culture Book for Post'n'Sound』が、9月15日に刊行される。

1994年に音楽ジャーナリスト、サイモン・レイノルズによって名付けられたとされる「ポストロック」。同書では、1990年代にポストロックと並ぶ大きな潮流のひとつであった「音響派」との接点から、その現在性と歴史を紐解いていく。

誌面には表紙を飾るBATTLESをはじめ、サンガツ、Spangle call Lilli line、にせんねんもんだい、タイヨンダイ・ブラクストン(ex.BATTLES)らのインタビューを掲載。「ジム・オルーク、スティーヴ・アルビニを語る」といった記事や、「うたものポストロックの5枚」「ポストロック・ファンに聴かせたいクラウトロックの15枚」などのディスクガイドも収められる。寄稿者にはばるぼら、大谷能生、畠中実、虹釜太郎、杉原環樹らが名を連ねている。

さらに1999年末に刊行されたポストロック特集の『ele-king』からの再録記事を収録。また、今年5月に刊行された『ポストロック・ディスク・ガイド』で監修を務めた金子厚武による佐々木敦へのインタビュー記事も掲載される。

書籍情報

『別冊ele-king ポストロック・バトルフィールド──「以後」と「音響」の文化誌~A Culture Book for Post'n'Sound』

2015年9月15日(火)発売
編集:松村正人
価格:1,836円(税込)
発行:ele-king books

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