11月21日から東京・有楽町朝日ホールほかで開催される国際映画祭『第16回東京フィルメックス』の全ラインナップが発表された。
オープニングを飾るのは、同イベントで日本初上映を迎える園子温監督の新作SF映画『ひそひそ星』。クロージング作品は、ジャ・ジャンクー監督の新作『山河故人（原題）』となる。コンペティション部門には、奥田庸介監督の『クズとブスとゲス』をはじめ、タイ、ネパール、スリランカの作品など全10作品がラインナップされている。
特別招待作品は、今年の『ベルリン国際映画祭』で金熊賞に輝いたジャファル・パナヒ監督作『タクシー』や、ツァイ・ミンリャン監督と彼の全監督作で主演を務めるリー・カンションの対話を記録した『あの日の午後』、ピーター・チャン監督『最愛の子』、塩田明彦監督の劇場未公開作2本を含む全9作品。また、既に発表されていたピエール・エテックス監督の特集上映に加え、ホウ・シャオシェン、ツァイ・ミンリャン監督の特集が行われることも明らかになった。チケットの販売は11月3日10:00からスタートする。
イベント情報
『第16回東京フィルメックス』
2015年11月21日（土）～11月29日（日）
会場：東京都 有楽町朝日ホールほか
東京フィルメックス・コンペティション上映作品：
『わたしの坊や』（監督：ジャンナ・イサバエヴァ）
『白い光の闇』（監督：ヴィムクティ・ジャヤスンダラ）
『黒い雌鶏』（監督：ミン・バハドゥル・バム）
『消失点』（ジャッカワーン・ニンタムロン）
『人質交換』（監督：レムトン・シエガ・ズアソラ）
『酔生夢死』（監督：チャン・ツォーチ）
『タルロ』（監督：ペマ・ツェテン）
『ベヒモス』（監督：チャオ・リャン）
『コインロッカーの女』（監督：ハン・ジュニ）
『クズとブスとゲス』（監督：奥田庸介）
特別招待作品：
『ひそひそ星』（監督：園子温）
『山河故人（原題）』（監督：ジャ・ジャンクー）
『タクシー』（監督：ジャファル・パナヒ）
『念念』（監督：シルヴィア・チャン）
『最愛の子』（監督：ピーター・チャン）
『華麗上班族』（監督：ジョニー・トー）
『約束』（監督：塩田明彦）
『昼も夜も』（監督：塩田明彦）
『あの日の午後』（監督：ツァイ・ミンリャン）
ピエール・エテックス監督特集上映：
『大恋愛』（監督：ピエール・エテックス）
『ヨーヨー』（監督：ピエール・エテックス）
ホウ・シャオシェン監督特集上映：
『風櫃の少年』（監督：ホウ・シャオシェン）
『悲情城市』（監督：ホウ・シャオシェン）
『戯夢人生』（監督：ホウ・シャオシェン）
ツァイ・ミンリャン監督特集上映：
『ふたつの時、ふたりの時間』（監督：ツァイ・ミンリャン）
『無色』（監督：ツァイ・ミンリャン）
『行者』（監督：ツァイ・ミンリャン）
『無無眠』（監督：ツァイ・ミンリャン）
