『FOUJITA』公開記念、小栗康平監督の過去全作品を一挙上映

2015.10.21 Wed

『小栗康平全作品上映』が、11月7日から東京・高田馬場の早稲田松竹で開催される。

小栗監督の最新作『FOUJITA』が11月14日に公開されることを記念して開催される同イベント。これまでに小栗が手掛けた全ての映画を上映する。

上映作品は、『キネマ旬報ベスト・テン』第1位を獲得した小栗のデビュー作『泥の河』、在日朝鮮人と日本人少女の愛と別れを描いた『伽倻子のために』、『第43回カンヌ国際映画祭』で審査員グランプリと国際批評家連盟賞を受賞した『死の棘』、小栗にとって初のオリジナル脚本作『眠る男』、「比類のない映画――油の乗り切った、実に見事な出来栄え。いくら褒めても褒めたりないくらいだ」と山田洋次が賞賛したという『埋もれ木』の5作品だ。

なお、11月7日には小栗によるトークイベントも開催される。詳細は早稲田松竹のオフィシャルサイトをチェックしよう。

小栗康平のコメント

2008 年にポレポレ東中野で、私の「全映画一挙上映」という取り組みがありました。
今回は「FOUJITA」の封切直前の一週間に、ということで、うれしいです。
それに早稲田松竹は、私が早稲田に行っている頃からある映画館、個人的にも懐かしい。
若い人たちにぜひ見ていただきたい。トークにも出向きます。

イベント情報

『小栗康平全作品上映』

2015年11月7日（土）～11月13日（金）
会場：東京都　高田馬場早稲田松竹
上映作品：
『泥の河』（監督：小栗康平）
『伽倻子のために』（監督：小栗康平）
『死の棘』（監督：小栗康平）
『眠る男』（監督：小栗康平）
『埋もれ木』（監督：小栗康平）
料金：一般1,300円　学生1,100円　シニア・小学生900円
※各日2本立て