映画『ファブリックの女王』が、5月から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開される。
同作は、ライフスタイルブランド「マリメッコ」の創業者アルミ・ラティアの人生を描いた伝記映画。1951年にフィンランドでマリメッコを立ち上げ、世界的なブランドに育てたラティアの波乱万丈な生涯を描く。劇中に数多く登場するマリメッコデザインのプロダクトも見どころとなる。
監督を務めるのは、初期のマリメッコを支えた元役員の1人でもあるヨールン・ドンネル。同監督は今作の構想に約50年を費やしたという。主演はミンナ・ハープキュラ。
なおマリメッコは、創業65周年となる来年にラティアや初期のデザイナーにオマージュを捧げた春夏コレクションを発表予定。さらに展覧会『マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル 布からはじまる北欧のくらし』が、1月23日から高知・高知県立美術館で開催される。同展は全国への巡回も予定している。
作品情報
『ファブリックの女王』
2016年5月からヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開
監督:ヨールン・ドンネル
出演:ミンナ・ハープキュラ
配給:パンドラ、kinologue
イベント情報
『マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル 布からはじまる北欧のくらし』
2016年1月23日(土)~3月27日(日)
会場:高知県 高知県立美術館
時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)