ドキュメンタリー映画『PLAYBACK~アレクセイ・ゲルマンの惑星』が、12月26日から28日まで東京・渋谷のユーロスペースで上映される。
同作は、アレクセイ・ゲルマン監督の遺作『神々のたそがれ』の撮影現場を捉えたドキュメンタリー。ゲルマン監督が35年間にわたって構想を温め、製作に15年をかけたという『神々のたそがれ』は、ストルガツキー兄弟によるSF小説『神様はつらい』をもとに、ある惑星に派遣されて神のような扱いを受ける調査団の姿を描いた作品だ。
なお12月26日と28日にはアフタートークも実施。26日には中原昌也とAtsuo(Boris)、28日にはスタニスワフ・レムやウラジーミル・ナボコフ作品の翻訳などでも知られるロシア文学者の沼野充義と、同作の字幕を手掛けたロシア文学研究者の奈倉有里によるトークが行なわれる。
イベント情報
『PLAYBACK~アレクセイ・ゲルマンの惑星』
2015年12月26日(土)~12月28日(月)にユーロスペースでレイトショー
監督:アントワーヌ・カタン、パヴェル・コストマロフ
出演:
アレクセイ・ゲルマン
レオニード・ヤルモニク
スヴェトラーナ・カルマリータ
ウラジーミル・イリイン
配給:アイ・ヴィー・シー