麻薬王の姪に恋したサーファー描く映画『エスコバル/楽園の掟』

映画『エスコバル/楽園の掟』が、3月12日から東京・シネマサンシャイン池袋ほか全国で順次公開される。

同作は、実在したコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルを題材にした作品。1949年に生まれたエスコバルは、自ら設立した犯罪組織「メデジン・カルテル」を基盤にして富を築き上げ、世界で7番目の富豪に上り詰めたが、コカインの蔓延を懸念したアメリカ政府がコロンビアと協定を結んだことから、1991年に収監され、1993年に射殺された。Netflixのドラマ『ナルコス』でもエスコバルが描かれている。

『エスコバル/楽園の掟』は、カナダ人サーファーのニックが、エスコバルの姪・マリアの恋人になったことからエスコバルのファミリーに迎えられるが、やがて組織の闇に直面していくというあらすじ。

国会議員であり、慈善事業にも熱心な実業家でもあったエスコバルを演じるのは、『21グラム』『チェ 28歳の革命』などのベニチオ・デル・トロ。ニックを『ハンガー・ゲーム』シリーズのジョシュ・ハッチャーソンが演じている。監督はアンドレア・ディ・ステファノ。体重を激増させてエスコバル役に挑んだというデル・トロは、同作の共同製作者にも名を連ねている。

作品情報

『エスコバル/楽園の掟』

2016年3月12日(土)からシネマサンシャイン池袋ほか全国順次公開
監督:アンドレア・ディ・ステファノ
出演:
ベニチオ・デル・トロ
ジョシュ・ハッチャーソン
クラウディア・トライサック
ブラディ・コーベット
カルロス・バルデム
配給:トランスフォーマー

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