東京・神宮前のアートスペース「ROCKET」が、3月18日から表参道ヒルズの同潤館に一部移転する。
1996年に東京・同潤会青山アパート内の一室にオープンし、現在は神宮前で食とアートを結ぶスペースとして運営されているROCKET。同潤会青山アパートは2003年に取り壊され、その跡地に表参道ヒルズが建設されたため、ROCKETにとってはオープンの場所に戻ってきた格好となる。
新スペースは、ファッションデザイナーやフォトグラファー、スタイリストやエディターなど、ファッションに携わるクリエイターたちが自身のセンスや世界観を表現するギャラリー、ポップアップショップになるとのこと。
なおギャラリーとしてのROCKETは移転となるが、神宮前のスペースはROCKETのケータリングチームである「CATERING ROCKET」の拠点となり、スタジオやイベントスペース、エキシビション会場、レンタルスペースとして今後も使用するという。
今回の出店は表参道ヒルズの大規模なリニューアルの一環。表参道ヒルズでは2月から33店舗が新規オープンするほか、外壁照明やメインエントランスもリニューアルする予定だ。