『君が叫んだその場所こそがほんとの世界の真ん中なのだ。』展が、2月7日まで東京・東京ステーションギャラリーで開催されている。
idemはフランス・パリのリトグラフ工房。同工房では1990年代からアーティストとの協働を積極的に行なっており、近年はJR、ジャン=ミシェル・アルベロラ、キャロル・ベンザケンらフランスのアーティストをはじめ、デヴィッド・リンチや、やなぎみわらが作品を制作している。
同展ではidemで制作されたリトグラフ約130点を展示。出品作家には、JR、アルベロラ、ベンザケン、リンチ、やなぎをはじめ、ウィリアム・ケントリッジ、ピエール・ラ・ポリス、李禹煥、ポール・マッカーシー、森山大道、岡部昌生、レイモンド・ペティボンら20人が名を連ねている。
なお同展は、idemを舞台にした原田マハの小説『ロマンシエ』と連動。『ロマンシエ』は、日本からパリにわたった青年がidemを通じて様々な人に出会い、同工房で制作された作品によって展覧会が日本で開かれるまでを描いたラブコメディーで、小説の内容と今回の展覧会がリンクしているという。
イベント情報
『君が叫んだその場所こそがほんとの世界の真ん中なのだ。』
2015年12月5日(土)~2016年2月7日(日)
会場:東京都 東京ステーションギャラリー
時間:10:00~18:00(金曜は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)
出品作家:
ジャン=ミシェル・アルベロラ
キャロル・ベンザケン
フィリップ・コニェ
ダミアン・ドゥルベ
JR
ウィリアム・ケントリッジ
ピエール・ラ・ポリス
李禹煥
デヴィッド・リンチ
ポール・マッカーシー
南川史門
森山大道
プリュンヌ・ヌーリー
岡部昌生
フランソワーズ・ペトロヴィッチ
レイモンド・ペティボン
辰野登恵子
バルテレミー・トグォ
グザヴィエ・ヴェイヤン
やなぎみわ
休館日:月曜(1月11日は開館)、12月28日~1月1日、1月12日
料金:料金:一般1,000円 高校・大学生800円
※中学生以下無料
※障がい者手帳等持参の方は100円引き、その介添者1名は無料